食と音楽と

良い食事と良い音楽は人を幸せにするって本当かしら? 46歳でADHDと判明後解雇され無職となった今を綴る

新しい睡眠薬ーデエビゴ

1ヶ月ほど前、突如新しい睡眠薬を投薬された。

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デエビゴという初めて聞く名前で、新薬とのこと。

診察時の指示では、まずデエビゴのみで睡眠を試してみて、2週間後の診察までに、睡眠不足が続くようであれば、従来のゾルピデム酒石酸塩5(マイスリー)、フルニトラゼパム2mg(サイレース)を併用して欲しいとのこと。

 

昨晩までにデエビゴに完全移行したのでその特徴は

 

ゾルピデムのように服用後短時間で落ちない。

・従来の眠気を誘発して眠りに落ちるのではなく、疲れて寝落ちするように自然に落ちる。

・数回目を覚ますが翌朝に熟睡感があり目覚めは快適。

 

これを踏まえ、睡眠開始1時間前程に服用し、本を読んだり、音楽を聴いているうちに眠気に耐えられなくなって寝る、という習慣がついた。

→これまでの睡眠薬には、「服用後速やかに布団に入れ」的なニュアンスが必須であったが(本薬剤ももちろん添付文書にその記載がああるが)、眠気を催す性質が明らかに異なるので、主治医に確認した上で、眠気を催すまで読書等をすることは問題ないとのこと。

 

そもそもこの「デエビゴ」という薬、オレキシン受容体に作用し、ナルコレプシーを強制的に起こさせる点にあるようで、従来のBZP(ベンゾジアゼピン)薬とのような麻酔様に誘発とは異なるようだ。また、BZPのような耐性がつかない、かつ依存性がないため、長期間服用にも適しているとのこと。

私はこれまでBZP製剤のみを服用し、日中の睡眠バランスを整えてきたので、このデエビゴへの置き換えは福音となりそうだ。

今後服用してみて、耐性が付かないことを願うのみだ。

(デエビゴ完全移行に際し、サイレース離脱症状のような倦怠感、眠気は最初の5日間。それを乗り越えると、身体がデエビゴのみに移行し、離脱症状が消失しました。移行に苦しんでいる方、最初の5日程度はBZP離脱を我慢してみましょう。)