敏感特性 匂いと音と光と味
子供の頃から
光(極端にまぶしいもの)・匂い・音に敏感だ。
多分味覚も。
ADHDの特性に過敏性というものがある。特に音に対しては精鋭すぎて脳内のメモリはこれに費やして空転気味ではないかと思う事しばしば。
光・・・これも幼時からどうも敏感らしく、いきなり眩しい光源を見つめるとくしゃみが出る。はたしてくしゃみがADHD特性かわからないが、同類の方を今まで出会ったことがないから特性であると考える。
匂い・・・これがまた重篤で、昨晩睡眠中に異臭を拾ってしまい目が覚めた。
匂いの元を探っていくと、同居中の親の化粧品臭と自分の枕カバーの臭気に拒絶反応を示した。
そこで日頃使用しているファブリーズのローズを振りかけ、乾かして、枕に頭をのせる。
うん、異臭はしない、と再び眠りへ。明日枕カバー洗わねば、と考えながら。
親の加齢臭もなかなか辛く、精神的ダメージを与えないよう何らかの対策が必要に感じた。
匂いに敏感なのはなかなか辛く、通勤に使用する往復の電車内、特に高湿度の梅雨など最悪で、あのかび臭さはまだしも、隣に座った方のシャツのカビ臭さには参ってしまう。あとは昼過ぎ頃、ニンニクを食べた方の隣とか、朝も前夜に食べたと思われるニンニク臭気。
今はコロナ感染予防のマスク着用で今年は快適に車内を過ごしてきたが、かなりの軽減になると知って以来、カバンにマスクは常備となった。
あとは、音。ノイズ的なものから、会話も全て拾ってしまうのもなかなかで、これが原因でADHDであると診断されてしまった。
何で会話を全て拾うようになったのか、いつ頃からの記憶はなく、気がついた頃から。
大学進学の浪人時代はそれほど音に過敏ではなく、自宅でも、予備校自習室でも気が散るようなことがなかった。大学進学後も、授業中も教授の声に集中し、ノートに記載したほど。
ということは、社会人に出てからということになる。
社会に出て10年は食品分析を主にこなしており、音が気になり気が散る要素が全くなかった。
ということは、食品メーカーのオフィスで品質管理業務をこなすようになってからのようだ。
転職後、分析現場とオフィス業務での環境の違いや、初めての転職で新しい職場に慣れなかったこともあり、いつしか確か1年もしないうちに「うつ状態」に陥ってしまった。
「うつ状態」に陥ってから、自分の業務に自信がなうなり、周囲の気配を心配したり気にしたりしてから、というのが根本にありそうだ。
光は別として、匂いについてはマスク着用で予防策を講じることができるが、音だけは予防策を講じるのが難しい。というのも、イヤフォンや耳栓をしてノイズキャンセリングするのが良いとしているからだ。
このブログは某カフェにて、音楽を聴きながら集中して取り組んでいるが、オフィスワークでまさかそれをすることは出来ない。転職時にADHDであることを打ち明けたら、まず採用は難しい。
つまり、ノイズと共存して業務を行わなければならないのだ。
主治医がなるほど、不注意性として診断にあげる程ではある。
この音に対する特性と共存する必要があり、復職に際してどのように対策を講じるのかが課題のようだ。